上伊那生協病院では、脳卒中の方に対する自動車運転支援を実施しています。その際に評価・治療で使用しているドライビングシュミレーターの環境がリニューアルしました!

車のシートは車種によって異なり、特に車体との接合部が凸凹しているものがほとんどで、構想から約2年・・・。ようやく加工しやすいシートと巡り合えました。それを大工をしているリハビリスタッフのご家族様がご協力してくださり、当院のドライビングシュミレーター仕様に加工していただきました!今までは普通の椅子で行っていましたが、今回実際の車のシートを使用し、患者様の個別性に合わせて座席の調整もできるようになり、より車の環境に近い形になりました。アクセル・ブレーキの位置も実際の高さに近い形で運転操作練習ができるようになりました。

それにより正確な評価・治療ができるのではないかと思います。今後もより良い環境でのリハビリの為、試行錯誤していきます。

リニューアルした環境の中で、今後も運転支援に力を入れていきます!

運転支援チーム 作業療法士 穂高