8/4,5,6日に二泊三日で第79回原水爆禁止世界大会に参加するため広島へ行ってきました。私は戦争についてはいままであまり勉強はしてこず、「はだしのゲン」などを読んで遠い過去には恐ろしいことがあったんだな、と他人事のように考えていました。しかし今回このような機会を与えていただいたため、しっかりと実際に起きたことを知ろうと思いました。

この三日間で一番印象に残っていることは被爆者の人たちの声です。幼いころに被爆した方の話では目の前で家族を失ったり、その後も被爆していることが周りに知られると差別を受けたり、お付き合いしていた方の両親に「結婚だけはしないでね」と言われたりと被爆者は被爆したその瞬間からずっと苦難の道を強いられていたんだなと知ることが出来ました。

そういった方々も高齢化してきており、このような生の声がいつまで聞けるか分からない状況です。その中でこのような機会をいただいた自分たちが周囲のみなさんにお伝えしていくことが大切なんだと感じました。

上伊那生協病院 理学療法士 蜂谷流生