2月17日(土)の午後、院内多職種事例検討会(以下、検討会)を開催しました。この検討会は、各職場から代表者を実行委員として選出し、多職種のチームで症例を検討することと、民医連綱領やSDHの視点で掘り下げることにこだわり、自分たちの実践に自信を持てる機会にすることを目標に、約1年掛けて準備を進めてきました。
今回の検討会では、健和会病院副院長の和田浩先生から「医療現場での子どもの貧困」というテーマで講演していただいた後に、外来、各病棟の4チームから症例を報告。大石副院長の総評では、「困難事例を更に困難にしているのは貧困。貧困に対する取り組みが重要」と呼びかけ、困難事例に立ち向かっている自分たちの医療実践を振り返る機会になりました。