上伊那生協病院で『多職種事例検討会』を開催しました

医師4名をはじめ、50名を超える多くの職員の参加でおこなわれました

 

今回のテーマは『ヤングケアラー』について

ヤングケアラーとは・・・

日常的に身体的・精神的なケアや買い物・料理・洗濯・掃除などの家事をしている

幼い兄妹の世話をしている、家計を助けるために就労している

学業や仕事のかたわら、障がいや病気のある家族のケアをしている子供や若者のことを指します

 

今回は事例を通して、ヤングケアラーを学び、自分がどう感じ、考えたか

医療従事者として自分たちにできることは何か を多職種で考え検討しました

・あまり知らなかったヤングケアラーについて関心を持っていくこと

・患者さんを通じて、ヤングケアラーに気づくアンテナを持つこと

・ヤングケアラーの置かれている状況を知ること

・学校や行政、地域と連携していくこと  など様々な角度で意見交換がされました

 

ヤングケアラーは、学業とケア・仕事とケアの両立が難しく

進学や就職に影響が出ることが少なくありません

その責任や負担の重さにによって、子供らしく過ごせない

学業や将来をあきらめてしまわないよう 支援が必要です

まだ認知度が低い「ヤングケアラー」ですが、看護師として、知識や理解を深め

ヤングケアラーを見逃さず、多職種と共に支援の輪を広げていけるようにしていきたいと感じました

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