介護部ブログ

上伊那生協病院一般病棟では、1年前から入院中の患者様を対象に院内デイを始めました。

保育士さんと共に生活のリズムにメリハリをつけるため、AM・PM１時間くらいずつ行っています。内容としては、風船バレーやカレンダー作り、ハーモニカに合わせて歌を歌ったり、口腔体操を行ったり、紙芝居や話しをしたりと患者様一人ひとりに合わせた関わりをしています。

院内デイを始めた時は、ベッドから出るのを嫌がる方もいましたが、毎日過ごす中で習慣となり参加することの楽しみを持っている方が増えています。

今後も、看護師・介護士・リハビリ・保育士の関わりを含めて、患者様の思いをくみ取りながら、患者様一人ひとりの寄り添った関わりをしていけるように、スタッフ一同力を合わせて頑張りたいと思います。

私たち上伊那医療生活協同組合は、長野県民主医療機関連合会（以下、民医連）に加盟しています。長野県内には、その民医連に加盟している法人が6連絡会あります。

2015年12月7日（月曜日）、6連絡会で働いている介護職中心に研修会「若手介護職員研修交流集会」実施しました。研修には30名の方が集まり、北は長野、南は飯田まで長野県内で働く職員が参加し、日頃交流が少ない仲間が集まりました。

午前中の講義では、私たち民医連が掲げている「介護・福祉の理念」についての講義があり、一人ひとりの利用者のケアが、理念に結びついていることを実感しました。

午後は、グループ対抗のゲームを行いました。紙で作るペパータワーゲームやジェスチャ―ゲームなどを行い、最初は緊張して参加者もグループワークやゲームを行うことで、仲間意識ができ楽しく交流ができました。

最後にメンバー内で一人ひとりにメッセージを記入し交換を行いました。参加者からは、「また会いたいね」「楽しく交流ができた」等の感想が寄せられていました。

研修を通して、長野県内に同じように働く介護職員の仲間がいること、悩んだ時に手を差し伸べてくれるところがあること、県連にはたくさんのつながりがあることを忘れずに、これからも一緒に歩み続けてほしいと思います。

10月24日（土曜日）、2015年度の介護職員初任者研修が開講になりました。2013年度から始まった制度で、旧ヘルパー2級に相当する資格を取得する研修です。法人として3回目の実施となります。

今年の受講生は、男性6名女性3名、10代～60代で幅広い年齢層で、9名の方が参加となりました。3ヶ月間のほとんど土日を費やして、資格取得をめざし貫徹することは容易いことではありませんが、皆さん揃って修了し、初心を忘れずに介護に携わってほしいと願っています。

身体に気を付けながら、受験生の皆さん、頑張ってほしいと思います。