第59回全国医学生ゼミナール(以下、医ゼミ)が群馬大学主幹のもと、8月11日(木・祝)~13日(土)に開催されました。
医ゼミとは、様々な分野の医系学生が全国から集まり、学習会や交流会を行う自主ゼミナールのことです。大学や専門学校の医学教育だけでは満足せず、「より良い医療者」になることを目的に、仲間と共に学び成長し、医療の担い手として自らの将来像を探ることを大切にしています。例年400人前後の参加者が集まり、学生主催の医系学術企画では日本最大規模です。
今年は「私たちが創る医療」というテーマで多彩な記念講演や企画が行われました。様々な課題があふれる社会や医療現場の中で、医療者だけでなくすべての国民に共通する「医療をより良くしたい」という思いを、多面的に学び深める企画になっていました。これらの企画準備や運営には、多くの上伊那出身の医系学生がかかわっていて、身近な学生が全国の場で活躍している姿は頼もしく感じました。
今後、もっと大勢の医系学生が医ゼミに参加し、将来の民医連を支える「より良い医療者」になってほしいと願っています。