12/13-14に福井県で開催された、『第4回 日本安全運転医療研究会』に、当院から医師1名、作業療法士2名参加してきました。

口述発表では、『運転操作の改善により自動車運転再開を果たした橋出血患者の一報告』という演題を発表させて頂きました。現在、自動車運転支援においては、高次脳機能面や運転補助装具などの環境面への介入が多く報告されていますが、身体機能面への介入は報告が少ない状況です。その中で、上伊那生協病院の特色である姿勢や動作の分析から、身体機能面への介入をした結果、自動車運転再開を果たした症例を報告させて頂きました。発表後には、上伊那生協病院での取り組みについて「いい取り組みをしていますね」との言葉をいただき、改めて身体機能面への介入の重要性を実感すると共に、今後も上伊那生協病院の特色を生かしながら自動車運転支援に取り組んで行きたいと思います。

また日本安全医療研究会では、医師や作業療法士、社会福祉士等の医療従事者だけではなく、内閣府や自動運転開発者の方等の講演を聞くことができました。普段臨床で行っている自動車運転支援とはまた違った視点での自動車運転について知る貴重な機会となり、「自動車運転」という作業の多様性、幅広さを実感することができました。

来年は東京で行われる予定だそうです。当院からまた新たな報告ができるよう、日々自動車運転支援に取り組んでいきたいと思います。

上伊那生協病院 作業療法士 渡邊滋美