2025年4月採用二次募集&2024年中途採用募集について

上伊那医療生活協同組合では、2025年度4月採用のPT1名、OT2名、ST1名(正職)の追加募集と、

職員の産休育休支援に伴い2024年度中途採用のPT/OT(正職・パート)の募集をしています。

上伊那医療生活協同組合は、上伊那生協病院、老健はびろの里、ケアセンターいいじま、ケアセンターいな、ケアセンターみのわ等、上伊那地域に複数の事業所があり在宅生活を支えています。100名前後のリハビリ職員が在籍し、入院、入所、訪問、通所、就労支援のリハビリテーションを実施しています。教育や育成にも力を入れているため、ブランクがあっても不安なく就労できます。

✿就職説明等は随時実施していますのでご連絡ください。

✿新入職員は上伊那生協病院への配属になります。既卒者は応相談。

 

 

【正規職員】

✿給与:月給202800~379400円 (基本給+処遇改善手当) 、

昇給:年1回、賞与:年3回 2.55ヶ月(過去実績)

✿就業時間:8時半~17時00(休憩60分)  7.5時間労働

✿休日:年間休日116日(4週7休制+お盆休み+年末年始休み)、初年度有給10日、夏休3日、特別休暇(結婚休暇・リフレッシュ休暇等)、

✿諸手当:通勤手当(実費支給)、住居手当、扶養手当、勤続給

✿福利厚生等:雇用保険、労災保険、健康保険、職員共済制度、退職金制度、制服・駐車場無料貸与、研修費補助、保健室あり、病児保育・土曜保育あり

 

【2024年度中途採用のお知らせ】

PT/OT(正職・パート)の求人を行っています。

✿勤務内容:伊那もしくは箕輪地域の訪問リハビリ業務、いいじまでの訪問リハビリ業務もしくはデイケア業務

(正職の場合は異動もありますが、居住地等考慮し相談できます。)

【パート】

✿時給1214円~1708円  賞与:あり

✿就業時間:ご希望に応じて相談させていただきます

✿休暇・社会保障については、契約によって異なります

 

 

見学や説明は随時行いますので、まずはご連絡ください!

就職希望時期や採用試験の日時も相談に応じます

 

上伊那生協病院求人情報:コメディカルとして働く | 上伊那生協病院・上伊那医療生活協同組合グループ 総合求人情報サイト (kamiina-mcoop.com)

興味がある方は、まずはお電話にてお問合せください。

電話:0265(79)1731

上伊那医療生活協同組合  リハ技師部会 橋場美樹

 

 

Bobath Information Cource参加してみて学べたこと

9月14、15日にBobath Information Course  に参加させて頂きました。

この講習会では本病院に在籍している大槻利夫先生(Bobath 上級講習会インストラクター)がコースリーダーを務められ、宮沢規章PT課長がアシスタントとして「立位における問題と治療」の講義を務められました。改めて恵まれている環境の中で日々、患者さんの治療を行えていると実感することができました。

全国各地からインストラクターの先生やアシスタントの先生、受講生が集まりました。今回の研修会では講義や実技練習を通して個別性に合わせた姿勢・動作観察の側面から「観る」ことや実際に触れてみて゛感じる゛といった「診る」の側面の双方から動作分析を2日間に渡り徹底的に学び実りのある講習会でした。外部講習ならではの他の病院のセラピストの視点や考え方など新たな発見もでき、刺激をもらい参加して良かったと思いました。

また、生協病院に帰った後も講習会の振り返りとして参加したメンバーと実技練習を行いました。改めて振り返ってみると難しかった部分など皆と共有できて良かったです。

この経験を臨床に活かし、知識・技術の更なる向上と患者さんを良い方向に導けるようこれからも日々精進していきます。

上伊那生協病院回復期リハビリテーション課 理学療法士 半田 開聖

 

2024年度入職者にインタビューしてみました

2024年度はPT4名、OT3名、ST1名の新入職員を迎えました。今日は居合わせた3名にインタビュ―をしてみました。

インタビューに応じてくれたのは秋城さん(既卒ST)、波多野君(新卒PT)、三澤君(新卒PT)です✨


〇当法人に就職を決めた理由は?

三澤「実習がきっかけですね。自分が学びたいことが学べると思った。もともと大学も1人暮らしだったり地元を離れることに不安はなかった。ここは大槻先生がいてくださるから他の病院と比べて違ったスキルが学べることが魅力だった。」

波多野「自分も実習が大きくて、3年ではびろ(はびろの里)に行って、4年でここにきて。決めた理由は3つあって、1つはフットワークが皆軽くて、先輩や他の職種に提案したときにすぐ動いてくれたり、提案を言いやすくちゃんと対応してくれる。看護の人もチーム医療みたいなのを凄く感じた。2つめは先輩のスキルが高い。大槻先生がいて、みんなが研鑽していることが続いているのを凄く感じて、普段から研鑽できることに魅力を感じた。3つめは自分は地元なので地元でこれだけ強い病院があれば来るしかないなって思った。」

波多野「あとみんな仲がいい。上の人も一年目もこんな仲がいいとこあんまりないんじゃないかな。」

三澤「夕方実技練習やってても上の人が見に来てくれたりしてね。」

秋城「私は実習にも来てないし、中途なので2人とは違うんだけど。前の職場をやめてどこに就職しようか焦っているときに、知人にいい職場ないかなって相談したら、Nくんがここに勤めていてすごい学べる場所だって聞いた。ブランクがある中で自分の技術や知識に不安があって。勉強させてもらえることに魅力を感じた。見学したときに春日さん(言語聴覚課課長)に色々なこと教えてもらって雰囲気も良さそうと思って決めました。」

〇実際に入職してみてどう

秋城「やっぱり勉強できるは本当にそうだと思って、職能会の学習会を毎月やっていたり症例検討会をやったり。あと合同介入(先輩と一緒に患者介入する)がすごく魅力に思って、自分が見ていなかった視点を教えてもらえて、自分の力がつくし。すごくいい職場だと思う。」

2人 「同感!」

波多野「大学の同期と飲んだ時に聞いたら、そもそも合同介入が他の病院は無いみたいで。臨床でちょっと悩んだことを相談しにくいみたいで。あとで聞くのと違って一緒に入りながら相談できたり、実技も教えてもらえることがめっちゃ魅力。」

秋城「勉強会で聞いてもどうこの人にやればいいかわからないよね。」

波多野「実際に自分の患者をみて教えてもらえるからすごくわかる。」

秋城「前の病院も合同介入あったけど、意味のある事が出来ているかを見られてる感じでめっちゃプレッシャーだった。」

波多野「ここはそれが無いよね。めっちゃ教えてもらえる。」

三澤「みんなのカルテみるだけで勉強になるよね。」

波多野「ちょっと困ったときにめちゃめちゃ丁寧に教えてくれるから。合間合間でどうだったって気にかけてくれるし、パッとでた悩みを聞けるし解決してもらえるから次に生かせる。毎日が充実!」

2人「笑!」

秋城「先輩に追いつくかどうかは別として自分がすごく成長できてる気がする。」

三澤「ディスカッションが少しずつできるようになっていくのがうれしいよね。」

波多野「1年目の出した意見をそれもあるかもしれないよねって言ってくれるのが嬉しい。」

三澤「それに肉付けしてくれるからそれがありがたい。それ聞いて足りないなって思うからやらざるを得ない(笑)」

波多野「上の人もめっちゃみんなフランクだから、めっちゃこっちからも行きやすい。真剣なときとオフのときとの切り替えがある。」

三澤「実習もここだけじゃないから、学生って立場から見ると他の職場と雰囲気全然違うのがわかるよね。」

〇給料は安いけど。。

皆「それはちょっとだけ(笑)」

波多野「大学の同期と給料のこと話したら意外に俺が一番高った。基本給は長野県自体がちょっと低いけど多分祝日手当とか住宅手当とか手当がいいと思う。あと休みもとりやすい」

三澤「人間関係がいいのがいちばんいい。」

秋城「給料高くても人間関係悪いのは嫌だよね。私は正直入るときは給料気にしてなかった。」

波多野「困っていたら絶対助けてくれるもんね。」

〇じゃあ入職してよかった?

皆「よかった!」

〇うちの法人は昇給が高いから生涯賃金は結構いいんだよね。けれど若いうちの給料が低くて。だから今給与体系表改定PJチームが発足して、生涯賃金は維持したまま若い世代の給料を上げるために昇給を緩やかにする等の検討がされているんだよ。これから各職場・職能と労働組合と検討が進んでいくと思うよ。

皆「やったー!」

〇じゃあ最後に就職を迷っている方へメッセージをお願いします。

三澤「まずは1回見学には来てほしい。医療学生だと思うんで、実習地など他の病院と比べて今まであがったメッセージを感じてほしい。言葉だけじゃ伝わらないから。」

2人「かっこいい!!」

 

秋城さん、波多野君、三澤君ありがとうございました。いいスタッフが入職してくれて私たちもうれしいです。上伊那医療生協は2025年度4月入職のPT/OT/STを募集しています。ぜひ見学だけでもお越しください♪

コメディカルとして働く | 上伊那生協病院・上伊那医療生活協同組合グループ 総合求人情報サイト (kamiina-mcoop.com)

原水爆禁止世界大会に参加して

8/4,5,6日に二泊三日で第79回原水爆禁止世界大会に参加するため広島へ行ってきました。私は戦争についてはいままであまり勉強はしてこず、「はだしのゲン」などを読んで遠い過去には恐ろしいことがあったんだな、と他人事のように考えていました。しかし今回このような機会を与えていただいたため、しっかりと実際に起きたことを知ろうと思いました。

この三日間で一番印象に残っていることは被爆者の人たちの声です。幼いころに被爆した方の話では目の前で家族を失ったり、その後も被爆していることが周りに知られると差別を受けたり、お付き合いしていた方の両親に「結婚だけはしないでね」と言われたりと被爆者は被爆したその瞬間からずっと苦難の道を強いられていたんだなと知ることが出来ました。

そういった方々も高齢化してきており、このような生の声がいつまで聞けるか分からない状況です。その中でこのような機会をいただいた自分たちが周囲のみなさんにお伝えしていくことが大切なんだと感じました。

上伊那生協病院 理学療法士 蜂谷流生

伊那祭り ダンス練習

上伊那生協病院がある箕輪町の隣の伊那市で8月3日に伊那祭りが開催されます。伊那祭りでは多くの団体が踊り連を組み、伊那市の中心街を2時間ほど踊りながら練り歩く活気ある祭りです。この伊那祭りに上伊那医療生活協同組合も連を組んでおり上伊那生協病院の若手職員も参加しています。

今回はその練習の様子を紹介します。

伊那祭りと言えば「ダンシングオンザロード」伊那祭りに行ったことのある人なら一度は聞いたことのある曲ですね。この曲はアップテンポで激しくかっこいい振付が特徴です。

地元出身者でも踊るのが難しい「ダンシングオンザロード」長野市や松本市などから就職した職員は周りについていくだけでも必死❗❗

踊り終わる頃には汗だくです💦

ちなみに長野市出身の新人OTは「でも踊れるようになると楽しいし本番はもっと楽しそう」「もう疲れた踊れない無理!」とのことです(笑)

普段の業務の中では関わることの少ない部署や事業所のスタッフとも和気あいあいと楽しみながら練習しています。

是非、伊那祭りではキレキレに踊る職員たちに注目してみてください。

 

 

ベランダの野菜たち

上伊那生協病院回復期リハビリ病棟では認知機能や集団適応力向上等の目的で一部患者様を対象として週に1回集団作業活動を実施しています。

日曜日の二時に開催されるので虹の会と言います☺

回想をしたり、歌や手工芸をされたり、季節やメンバーに応じて様々なプログラムが実践されるのですが、毎年5月は田植えが行われています。

今年も虹の会の皆さんが育てている稲が青々し、茄子も育ってきました。他にもピーマン、いんげん、枝豆が元気に育っています。

個別リハビリの終わりに「田んぼの水を見てから戻りたい」等、農家の方も多いので皆さん、稲や野菜の成長が張り合いになっているようです。

OTのための上肢機能アプローチ勉強会

本日は当院に在籍していただいている大槻利夫先生(ボバース上級講習会インストラクター・神経系専門理学療法士)にご指導いただき「OTのための上肢機能アプローチ」勉強会でした。

「OTのための上肢機能アプローチ」は計4回勉強会を開催していただけることになり、第一回目は、上肢と姿勢制御について講義と実技、先週は肩甲帯への介入、今週は上肢-上腕と前腕への介入について学びました。

3人グループで実技を行いながら、「これが伸びるってことか!」と自身の変化に驚いたり、介入の仕方や視点がとても深まりました。次週最後になりますがHANDがテーマなので楽しみです。

実は大槻先生、先月はPTのための上肢機能勉強会を計3回、PT対象に実施してくださり、来月はSTのための肩甲帯や上肢の勉強会をしてくださるようです。

毎週勉強会を開催していただけるという贅沢な環境に甘んじず、先生が教えてくださることで患者さんの潜在能力をもっと引き出せるようにがんばっていきたいと思います。

 

上伊那生協病院 橋場美樹

 

世界自閉症啓発デー/発達障害啓発週間

毎年4月2日は「世界自閉症啓発デー」、4月2日から8日は「発達障害啓発週間」とされており、自閉症を含む発達障害の啓発に社会全体で取り組む機会とされています。

当院でも発達に関する診療、リハビリテーション、カウンセリング等を行なっていますので、今年の啓発週間に合わせ、小児科内に、医師、スタッフがお薦めする、発達や子育てに関する書籍や絵本を設置しました。

上伊那圏域障がい者総合支援センターよりご依頼いただいた啓発ポスターと併せて、掲示しました。

保護者の方、お子さんと絵本を手に取り、新たな絵本との出会いの場になってほしい、親子のゆとりある時間をもっていただければとの願いもあります。

また、保護者の方には、「発達障害とは?」という内容のポスターにも目を留めて頂き、多様性ある社会の理解につなげていただくきっかけにしていただけると嬉しいと思っています。

小児リハ担当 作業療法士 小平 綾・小椋 弦

 

 

自動車運転意見交換会

12/27(水)に真田自動車学校教習指導員の宮下卓也先生と当院の出口医師を含む運転支援チームスタッフでオンラインにて意見交換会を行いました。

宮下卓也先生は理学療法士として病院勤務の際に自動車運転支援に携わっていました。医療分野で自動車運転支援に携わる中で地域を拠点に運転支援に携わりたいとの想いで現在教習指導員として障害者の運転支援を行っています。

意見交換会内容は

・当院の運転支援の特徴、自動車運転再開1年後の電話調査アンケート結果

・PT免許を有する教習指導員による自動車学校での障害者運転支援

などを中心に日々運転支援に携わる中での疑問等意見交換をさせて頂きました。

 

宮下先生からは医療分野との情報共有が地域での運転支援を行う際に具体的に運転課題に対し自動車講習が行えるとお話がありました。また実際のペーパードライバー講習の様子では医療分野では評価ができない路上での課題や運転技術の指導等についてお話を伺いました。自動車運転は自己認識が大切で評価方法についても話を伺い、今後当院での運転評価に取り入れていきたいと思います。

今回の意見交換会で、医療分野と地域との連携も課題であると感じました。多くの患者さまに安全な運転支援が行えるよう連携方法等模索しながら関わっていきたいと思います。

上伊那生協病院 運転支援チーム 作業療法士 中野 龍美

 

企業とのコラボ学習会 地域移動支援 セニアカーver

寒さ深まる今日この頃、兼ねてより計画していた企業とのコラボした学習会企画がようやく実現できました。

※一度、感染状況を踏まえての延期があったので…

 

その名も「運転と地域指導支援 セニアカー学習会」です。

 

脳血管障害罹患後の運転評価に携わる施設数の増加(OT協会より)や、世間的も高齢者運転、返納後の移動支援への関心が年々、高まっているかと思います。ですが、医療機関として運転支援に関わることができるのは、診断書発行前の運転評価の機会に関わることが主であり、退院後に移動支援に関わることは実際的には難しいことが現状です。

今回、退院支援するにあたって、屋内歩行はなんとか自立したけれど、さすがに屋外歩行は一人では難しい。でも、1人暮らしなのでコンビニやスーパーに買い物に行きたい。そうだ、(父親が使っていた)セニアカーを使いたい。という要望に沿って、退院時に一緒にセニアカーの試乗評価を行いました。このケースの経験を通して、福祉業者とメーカーさんとの連携を図る機会があり、ぜひ、この経験を他のリハスタッフとも共有したいという思いで、相談したところ、今回の学習会につながったことがきっかけでした。

  

地域の移動支援といっても、手段や方法は様々だと思いますが、今回はセニアカー、電動車椅子中心に、どういった方が対象になるのかを症例として提示していただり、実際に見て触れての試乗体験の機会を設けさせていただきました。最新機器の紹介もあり、アパートの一室で小回りが効き、車いすの概念を覆すデザインの「WHILL」や、電動と手動を切り替えられる車椅子、驚いたことにパワーアシスト機能で介助者が押す力がほとんどいらず、坂道を片手でスイスイと昇降できる車椅子「JWアクティブ」などの紹介があり、ここ数年、福祉機器の進化を感じる機会でした。

また、セニアカーについても、実際の提案にあたって、介護保険でレンタルにあたっての保証内容(保険やメンテナンス)など、企業の方と直接的にレクチャーを受ける機会となり、今後の退院支援などで移動手段として具体的な提案につながればよいなと思う次第でした。

     

病院では目の前のケースにとって何ができるか、とことん突き詰められますが、病院から地域というフィールドに視点を向けたときに、「環境」という視点を踏まえて何が提案できるかということが考えさせられました。そういったときに、まず知識として持ち合わせているか、症例として経験をしているかで、退院後の生活の選択肢を大きく変えられるという感想をもつことができ、非常に有意義な経験となりました。

 

今回、協力いただいたサクラケアのスタッフの皆様、福祉機器メーカーのセリオ様には感謝の言葉しかありません。ありがとうございました。

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