月別: 12月 2023

自動車運転意見交換会

12/27(水)に真田自動車学校教習指導員の宮下卓也先生と当院の出口医師を含む運転支援チームスタッフでオンラインにて意見交換会を行いました。

宮下卓也先生は理学療法士として病院勤務の際に自動車運転支援に携わっていました。医療分野で自動車運転支援に携わる中で地域を拠点に運転支援に携わりたいとの想いで現在教習指導員として障害者の運転支援を行っています。

意見交換会内容は

・当院の運転支援の特徴、自動車運転再開1年後の電話調査アンケート結果

・PT免許を有する教習指導員による自動車学校での障害者運転支援

などを中心に日々運転支援に携わる中での疑問等意見交換をさせて頂きました。

 

宮下先生からは医療分野との情報共有が地域での運転支援を行う際に具体的に運転課題に対し自動車講習が行えるとお話がありました。また実際のペーパードライバー講習の様子では医療分野では評価ができない路上での課題や運転技術の指導等についてお話を伺いました。自動車運転は自己認識が大切で評価方法についても話を伺い、今後当院での運転評価に取り入れていきたいと思います。

今回の意見交換会で、医療分野と地域との連携も課題であると感じました。多くの患者さまに安全な運転支援が行えるよう連携方法等模索しながら関わっていきたいと思います。

上伊那生協病院 運転支援チーム 作業療法士 中野 龍美

 

企業とのコラボ学習会 地域移動支援 セニアカーver

寒さ深まる今日この頃、兼ねてより計画していた企業とのコラボした学習会企画がようやく実現できました。

※一度、感染状況を踏まえての延期があったので…

 

その名も「運転と地域指導支援 セニアカー学習会」です。

 

脳血管障害罹患後の運転評価に携わる施設数の増加(OT協会より)や、世間的も高齢者運転、返納後の移動支援への関心が年々、高まっているかと思います。ですが、医療機関として運転支援に関わることができるのは、診断書発行前の運転評価の機会に関わることが主であり、退院後に移動支援に関わることは実際的には難しいことが現状です。

今回、退院支援するにあたって、屋内歩行はなんとか自立したけれど、さすがに屋外歩行は一人では難しい。でも、1人暮らしなのでコンビニやスーパーに買い物に行きたい。そうだ、(父親が使っていた)セニアカーを使いたい。という要望に沿って、退院時に一緒にセニアカーの試乗評価を行いました。このケースの経験を通して、福祉業者とメーカーさんとの連携を図る機会があり、ぜひ、この経験を他のリハスタッフとも共有したいという思いで、相談したところ、今回の学習会につながったことがきっかけでした。

  

地域の移動支援といっても、手段や方法は様々だと思いますが、今回はセニアカー、電動車椅子中心に、どういった方が対象になるのかを症例として提示していただり、実際に見て触れての試乗体験の機会を設けさせていただきました。最新機器の紹介もあり、アパートの一室で小回りが効き、車いすの概念を覆すデザインの「WHILL」や、電動と手動を切り替えられる車椅子、驚いたことにパワーアシスト機能で介助者が押す力がほとんどいらず、坂道を片手でスイスイと昇降できる車椅子「JWアクティブ」などの紹介があり、ここ数年、福祉機器の進化を感じる機会でした。

また、セニアカーについても、実際の提案にあたって、介護保険でレンタルにあたっての保証内容(保険やメンテナンス)など、企業の方と直接的にレクチャーを受ける機会となり、今後の退院支援などで移動手段として具体的な提案につながればよいなと思う次第でした。

     

病院では目の前のケースにとって何ができるか、とことん突き詰められますが、病院から地域というフィールドに視点を向けたときに、「環境」という視点を踏まえて何が提案できるかということが考えさせられました。そういったときに、まず知識として持ち合わせているか、症例として経験をしているかで、退院後の生活の選択肢を大きく変えられるという感想をもつことができ、非常に有意義な経験となりました。

 

今回、協力いただいたサクラケアのスタッフの皆様、福祉機器メーカーのセリオ様には感謝の言葉しかありません。ありがとうございました。

全国介護老人保健施設大会 宮城へ参加しました

11/21・22に宮城県で行われた全国介護老人保健施設大会へ参加し,「当施設における歩行自立基準作成に向けての取り組み」という題で口述発表をさせて頂きました.緊張感のある中での発表でしたが,はびろの里へ移動してから約2年間療養棟リハスタッフと共に取り組んできた内容でしたので自信を持って発表させて頂きました.口述発表という経験だけでなく,題名の付け方や見せ方等様々な事を学ぶ機会となりました.

また,人員不足というはびろの里の課題に対して,同じ様な課題をもつ施設の発表や業務改善にどう取り組んでいるのか直接お話しも聞かせて貰う事が出来ました.伝達講習を行う等皆さんと一緒に課題解決に向けて取り組んでいければと思います.

この度この様な経験をさせて頂き本当にありがとうございました.

老人保健施設 はびろの里 理学療法士 酒井崇行

 

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