月別: 11月 2024

第58回日本作業療法学会に参加してきました!

11月9日、10日に札幌コンベンションセンターで第58回日本作業療法学会が開催されました。今回は「作業療法の効果を最大化する知識・技術・環境を問う」をテーマに全国各地での実践報告や研究報告が数多く発表されておりました。

当院からは 小椋弦 作業療法士が「感覚特性に配慮した神経発達症児への関わり」という演題でポスター発表させていただきました。当日は多くの先生方に発表を聞いていただき、ディスカッションもさせていただきました。上伊那地域のみでなく全国での取り組みなど見聞きし、今後の地域医療へどう展開させていくかを考えることのできた学会でした。

今回の学会で得られた経験から日々の臨床にも活かしていきたいと思います。

上伊那生協病院 作業療法士 小椋 弦

日本ボバース研究会学術大会へ参加してきました

時差投稿となりますが、2024/7/27-28に大阪府で行われました、日本ボバース研究会学術大会へ参加してきました。

学会では2つの特別講演に加え、全13演題による口述発表がありました。どれも活発なディスカッションとなり、最新の知見を学ぶこともでき、日々の臨床場面に活かせることも多く、学びの多い2日間となりました。

個人としては、「脳梗塞後、四肢の非定型的運動を呈した症例に対し、歩行開始における肢間協調と対側・同側の姿勢・運動制御に着目した臨床推論と治療展開」というタイトルのもと、口述発表をさせていただきました。

初めての対外的な発表となり、内容はもちろん、伝え方などうまくまとめられていなかった部分も多くありましたが、職場スタッフからのたくさんのアドバイスやサポートを頂き、良い形で発表を迎えることが出来ました。

当日は緊張もありましたが、落ち着いて発表することができ、その甲斐もあり優秀賞という賞までいただくことが出来ました。

この発表に向けてご協力いただいた、患者様とそのご家族様、職場スタッフの方々、たくさんの方のおかげでこの経験と賞をいただくことが出来ました。本当にありがとうございました。

今後もこの経験を活かして、日々目の前の患者様のために研鑽を積んでいきたいと思います。

この度は、このような貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

 

上伊那生協病院 理学療法士 小坂 圭

 

第35回全国介護老人保健施設大会

2024年11月14日 – 11月15日に開催された第35回全国介護老人保健施設大会に参加してまいりました。

全国の介護老人保健施設から多くの職種の方が参加された中、記念講演・分科会・教育セッション等、活気に満ち溢れた2日間でした。

はびろの里ではリハビリ/口腔/栄養の一体的な取り組みとして、利用者様の食の安全に多職種で取り組んでおります。そこで、今回は入所棟で実施しているミールラウンドと誤嚥性肺炎の関連について報告をさせていただきました。

昨今、介護保険分野でも栄養や歯科領域への関心が高まっています。多くの参加者の方に聴いていただき、意見交換をさせていただきました。同じリハビリ職の方からも意見を頂戴して、私自身の視点も広がったように感じます。多職種協働が介護保険分野でもキーワードになりますが、その中でも専門性を磨いていく必要性を強く感じました。

大変有意義な2日間でした。こうした、自己研鑽に理解を示してくださる法人や職場で良かったなと思います。また、快く送り出していただいた施設スタッフの皆様とはびろの里リハビリの仲間たちに感謝です!ありがとうございました!!

老人保健施設はびろの里 小原貴之

APOTC(アジア太平洋作業療法学会)に参加してきました!

11月6日~9日、北海道の札幌で行われたAPOTC(アジア太平洋作業療法学会)に参加してまいりました。

今回、国際学会ということで、準備の段階から、英語での抄録、ポスターを作製する必要があり、翻訳アプリを駆使しながら準備を進めてきました。当日も、英語での案内・演題内容であるため、携帯の翻訳アプリを常に起動させ、どんな内容なのかを必死で探りながら会場中を駆け回りました。すぐに身につくものではないとはいえ、自身の英語力、コミュニケーション力のなさを痛感しました。

また、学会といえば、全国各地からの参加者との交流ができ、この間、オンライン研修などで知り合い、オンライン上でしかつながっていなかった方などにオフラインで挨拶ができました。このような新たな出会いや発見を経験できることが学会参加の目的でもあるのかなと実感しました。

とはいえ、今年度の大きなイベントがひとつ無事に終えられたことに参加者一同、安堵しております。慰労も兼ねて、北海道の雰囲気、食べ物を存分に味わせていただいた旅になりました。

上伊那生協病院 回復期リハビリテーション病院

橋場 美樹

小林 和宏

石倉 佳奈

2024年度 法人リハビリ学術運動交流会開催

10月26日(土)に法人リハビリ学術運動交流会が今年も開催されました。今年は医療分野と介護・障がい分野に分科会を分けての開催となり、医療分野は回復期病棟リハ、一般病棟リハ、療養病棟リハのスタッフが6会場に分かれて事例や研究活動など一人ひとりがまとめたものを発表しました。法人リハ学運交は新卒スタッフから中堅以上のスタッフ全員が対象となるため先輩・後輩それぞれが発表し、質疑応答ではディスカッションが盛り上がる分科会もありました。

日々の臨床を振り返り、発表をする(相手に伝える)ことの大切さを改めて感じました。自分自身の成長を感じたスタッフ、今回の学運交を機に自分の興味がわく分野を発見できたスタッフ、明日からの臨床へモチベーションが上がったスタッフもいたのではないでしょうか。

みなさんお疲れ様でした!

上伊那生協病院 リハビリテーション課

理学療法士 清水

第22回日本神経理学療法学会へ参加

2024年9月28.29日に第22回日本神経理学療法学会が福岡県で行われ、当院より学会へ参加しポスター演題の発表をしました。

第22回神経理学療法学会のテーマは「創始 次代への超克」と題して、理学療法の研究のみならず、ロボットやAIなどのデジタルツールの利用や、「Patient-centeredを実現するコミュニケーション」についてなど、多岐に渡る講演会が行われました。

当院で発表したポスター演題は歩行自立判断として実施している評価の実用性について、統計学的処理を行った研究をまとめたものでした。座長をはじめ、学会に参加された方から質問や意見を頂き、有意義な時間となりました。

今回の学会参加を通じて、理学療法士として最新の研究を知れたこと、神経理学療法学会の動向を知る機会になり良い2日間を過ごせました。全国から2000人以上が参加した大きな学会となりました。

 

当院ではPTだけでなく、OT、STも症例報告や研究を全国学会で発表することも例年目標に取り組んでおります。自分のスキルアップにもつながるいい機会です。これからも対外的な場を経験して当院のリハ部門が盛り上がっていけるように精進していきます!

上伊那生協病院 回復期リハビリテーション課

理学療法士 清水伸一

 

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