10月25日~26日に長野県飯田市で開催された「第29回神経リハビリテーション研究会in長野」へ、当院リハビリテーション課の理学療法士1名、作業療法士2名、言語聴覚士2名で参加してきました。今年は250名以上の参加があり、様々な分野でポスターセッションや口述発表を行い、多職種が集まる神経リハビリテーション研究会だからこその熱い討論が行なえました。質問やアドバイスも沢山頂いたので臨床に活かしていきたいと思っています。

今回のテーマは”あきらめない心”ということで、1日目は、日本初義手の看護師・北京、ロンドンパラリンピック競泳日本代表の伊藤真波氏による特別講演が開催され、事故当初の話しやリハビリスタッフとの出会い、障害を追いながら生きていくことの辛さや今後の希望など様々な話を聞く事ができ、大変貴重な時間となりました。最後には幼少期からの趣味であるバイオリンを義手で演奏して下さり、改めて何事においてもあきらめないで挑戦し続けることの大切さを学ぶ事が出来ました。

昼食交流会では、飯田の伝統工芸でもある”水引き体験”や”太鼓演奏”などを通して飯田の文化にも触れることができ、全国各地の院所の方々と交流を深める良い機会となりました。夜は飯田といえば焼き肉!ということで、みんなで焼き肉を食べてきました。美味しいお肉とお酒が飲めて楽しかったです。

今年は長野県での開催ということもあり、事務局としても関わらせて頂きました。来年は茨城県水戸市で開催される予定となっています。来年度もまた上伊那生協病院での取り組みを発表していけたら良いな…と思います。

上伊那生協病院 リハビリテーション課 作業療法士 矢島茜