10月21日(土)、2023年度 法人リハビリ部門学術運動交流会を開催しました。
スタッフ数が70人参加ということで、病院の会議室などを貸し切り、10会場を用意、病院と在宅スタッフが混合し、医療と介護の垣根を越えて、意見交換させていただきました。
この間、オンライン形式で交流をとってはいましたが、直接、顔を合わせての交流では、より深く知識を共有できる場であり、各会場ともに活発な交流が図れたと思います。
医療保健分野では、症例ベースに、動画を交えて治療場面のプレゼンを行い、ターゲットに対しての課題共有を図ることができました。また、症例ごとに退院に向けて、具体的な在宅での関わりなどを通して、在宅スタッフにアドバイスを求める光景もみられ、知識と経験を深める機会となりました。
介護保険分野からは、久しぶりに医療分野のスタッフとの関わりが持てたことで、良い刺激になったという感想がありました。医療、介護、障がいと多岐に渡る医療生協で各スタッフが様々な場面で対象者と向き合っている姿に勇気をもらうことができ、明日からの臨床の活力にできればと思います。
毎年続いている企画ですが、その年その年での色があり、スタッフ一人ひとりの成長やモチベーションに触れる貴重な法人リハの一大イベントとなっています。こういった経験を糧に、個々の臨床活動につなげていければと思います。
法人リハ 交流会係
はびろの里 OT 小原 貴之
上伊那生協病院 OT 小林 和宏