カテゴリー: はびろの里

第35回全国介護老人保健施設大会

2024年11月14日 – 11月15日に開催された第35回全国介護老人保健施設大会に参加してまいりました。

全国の介護老人保健施設から多くの職種の方が参加された中、記念講演・分科会・教育セッション等、活気に満ち溢れた2日間でした。

はびろの里ではリハビリ/口腔/栄養の一体的な取り組みとして、利用者様の食の安全に多職種で取り組んでおります。そこで、今回は入所棟で実施しているミールラウンドと誤嚥性肺炎の関連について報告をさせていただきました。

昨今、介護保険分野でも栄養や歯科領域への関心が高まっています。多くの参加者の方に聴いていただき、意見交換をさせていただきました。同じリハビリ職の方からも意見を頂戴して、私自身の視点も広がったように感じます。多職種協働が介護保険分野でもキーワードになりますが、その中でも専門性を磨いていく必要性を強く感じました。

大変有意義な2日間でした。こうした、自己研鑽に理解を示してくださる法人や職場で良かったなと思います。また、快く送り出していただいた施設スタッフの皆様とはびろの里リハビリの仲間たちに感謝です!ありがとうございました!!

老人保健施設はびろの里 小原貴之

全国介護老人保健施設大会 宮城へ参加しました

11/21・22に宮城県で行われた全国介護老人保健施設大会へ参加し,「当施設における歩行自立基準作成に向けての取り組み」という題で口述発表をさせて頂きました.緊張感のある中での発表でしたが,はびろの里へ移動してから約2年間療養棟リハスタッフと共に取り組んできた内容でしたので自信を持って発表させて頂きました.口述発表という経験だけでなく,題名の付け方や見せ方等様々な事を学ぶ機会となりました.

また,人員不足というはびろの里の課題に対して,同じ様な課題をもつ施設の発表や業務改善にどう取り組んでいるのか直接お話しも聞かせて貰う事が出来ました.伝達講習を行う等皆さんと一緒に課題解決に向けて取り組んでいければと思います.

この度この様な経験をさせて頂き本当にありがとうございました.

老人保健施設 はびろの里 理学療法士 酒井崇行

 

コロナ禍でのご家族さまとの繋がり

Aさんはご自宅で畑仕事を日課とし、家族に育てた野菜を食べてもらう事を楽しみに畑仕事をされていました。また日々の様子を日記に記し過されてきました。関わらせて頂く中で“日記をかく”“畑をする”“家族と話したい”と想いがあり、その中でも家族に畑の事を教えたいとの想いが強くありました。

リハビリの中で書字練習を始め、辞書を使いながら文章が書けるようになり、多職種と連携してご家族との交換ノートを始めました。交換ノートには野菜づくりのアドバイスなどを書かれていました。

Aさん自身も野菜を作りの想いもあり、多職種でどのように作業を進めていくのか検討し、ベランダでの野菜づくりに挑戦しました。野菜の成長記録もノート記していました。

この夏ピーマンとキャベツを収穫し、ご家族さまに、自宅で食べて頂きました。食べた感想も書かれておりAさんのとても嬉しそうな姿がありました。現在は、二十日大根と人参づくりをしています。

コロナ禍で出来ない事が増えましたが、その中でもできることを模索しご利用者さま、ご家族さまの想いに寄り添った個別ケアを多職種で共有し継続した関わりを続けていきたいと思います。

はびろの里 作業療法士 中野龍美

老健での口腔ケアを考えよう!

9/21(水)に老人保健施設はびろの里で施設協力歯科医院のみらい歯科クリニック 新村弘子先生より口腔ケアについての ご講義をいただきました。

本日の講義では…

・口腔のケアにおける基本的な歯科治療の知識

・誤嚥性肺炎を予防していくためのケアの重要性

・「食べる」を継続するための歯科、嚥下の機能

などをご講義いただきました。はびろブロックの各部署から日中の時間帯ではありましたが、多数のスタッフが参加し熱心に聞き入っている姿が印象的でした。

令和3年の介護報酬改定では「リハビリテーション・機能訓練、口腔、栄養」の一体的な取り組みの推進が提起されました。はびろの里では多職種と連携しながら利用者様が安全に楽しく食べるためのケアを意識して取り組んでいます。私たちリハビリスタッフもこうした口腔機能・口腔ケアの基本的な知識を積み重ねながら利用者様・ご家族様の想いを実現できるお手伝いをしていきたいと考えています。

 

はびろの里 作業療法士 小原貴之

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