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伊那祭り ダンス練習

上伊那生協病院がある箕輪町の隣の伊那市で8月3日に伊那祭りが開催されます。伊那祭りでは多くの団体が踊り連を組み、伊那市の中心街を2時間ほど踊りながら練り歩く活気ある祭りです。この伊那祭りに上伊那医療生活協同組合も連を組んでおり上伊那生協病院の若手職員も参加しています。

今回はその練習の様子を紹介します。

伊那祭りと言えば「ダンシングオンザロード」伊那祭りに行ったことのある人なら一度は聞いたことのある曲ですね。この曲はアップテンポで激しくかっこいい振付が特徴です。

地元出身者でも踊るのが難しい「ダンシングオンザロード」長野市や松本市などから就職した職員は周りについていくだけでも必死❗❗

踊り終わる頃には汗だくです💦

ちなみに長野市出身の新人OTは「でも踊れるようになると楽しいし本番はもっと楽しそう」「もう疲れた踊れない無理!」とのことです(笑)

普段の業務の中では関わることの少ない部署や事業所のスタッフとも和気あいあいと楽しみながら練習しています。

是非、伊那祭りではキレキレに踊る職員たちに注目してみてください。

 

 

ベランダの野菜たち

上伊那生協病院回復期リハビリ病棟では認知機能や集団適応力向上等の目的で一部患者様を対象として週に1回集団作業活動を実施しています。

日曜日の二時に開催されるので虹の会と言います☺

回想をしたり、歌や手工芸をされたり、季節やメンバーに応じて様々なプログラムが実践されるのですが、毎年5月は田植えが行われています。

今年も虹の会の皆さんが育てている稲が青々し、茄子も育ってきました。他にもピーマン、いんげん、枝豆が元気に育っています。

個別リハビリの終わりに「田んぼの水を見てから戻りたい」等、農家の方も多いので皆さん、稲や野菜の成長が張り合いになっているようです。

OTのための上肢機能アプローチ勉強会

本日は当院に在籍していただいている大槻利夫先生(ボバース上級講習会インストラクター・神経系専門理学療法士)にご指導いただき「OTのための上肢機能アプローチ」勉強会でした。

「OTのための上肢機能アプローチ」は計4回勉強会を開催していただけることになり、第一回目は、上肢と姿勢制御について講義と実技、先週は肩甲帯への介入、今週は上肢-上腕と前腕への介入について学びました。

3人グループで実技を行いながら、「これが伸びるってことか!」と自身の変化に驚いたり、介入の仕方や視点がとても深まりました。次週最後になりますがHANDがテーマなので楽しみです。

実は大槻先生、先月はPTのための上肢機能勉強会を計3回、PT対象に実施してくださり、来月はSTのための肩甲帯や上肢の勉強会をしてくださるようです。

毎週勉強会を開催していただけるという贅沢な環境に甘んじず、先生が教えてくださることで患者さんの潜在能力をもっと引き出せるようにがんばっていきたいと思います。

 

上伊那生協病院 橋場美樹

 

世界自閉症啓発デー/発達障害啓発週間

毎年4月2日は「世界自閉症啓発デー」、4月2日から8日は「発達障害啓発週間」とされており、自閉症を含む発達障害の啓発に社会全体で取り組む機会とされています。

当院でも発達に関する診療、リハビリテーション、カウンセリング等を行なっていますので、今年の啓発週間に合わせ、小児科内に、医師、スタッフがお薦めする、発達や子育てに関する書籍や絵本を設置しました。

上伊那圏域障がい者総合支援センターよりご依頼いただいた啓発ポスターと併せて、掲示しました。

保護者の方、お子さんと絵本を手に取り、新たな絵本との出会いの場になってほしい、親子のゆとりある時間をもっていただければとの願いもあります。

また、保護者の方には、「発達障害とは?」という内容のポスターにも目を留めて頂き、多様性ある社会の理解につなげていただくきっかけにしていただけると嬉しいと思っています。

小児リハ担当 作業療法士 小平 綾・小椋 弦

 

 

自動車運転意見交換会

12/27(水)に真田自動車学校教習指導員の宮下卓也先生と当院の出口医師を含む運転支援チームスタッフでオンラインにて意見交換会を行いました。

宮下卓也先生は理学療法士として病院勤務の際に自動車運転支援に携わっていました。医療分野で自動車運転支援に携わる中で地域を拠点に運転支援に携わりたいとの想いで現在教習指導員として障害者の運転支援を行っています。

意見交換会内容は

・当院の運転支援の特徴、自動車運転再開1年後の電話調査アンケート結果

・PT免許を有する教習指導員による自動車学校での障害者運転支援

などを中心に日々運転支援に携わる中での疑問等意見交換をさせて頂きました。

 

宮下先生からは医療分野との情報共有が地域での運転支援を行う際に具体的に運転課題に対し自動車講習が行えるとお話がありました。また実際のペーパードライバー講習の様子では医療分野では評価ができない路上での課題や運転技術の指導等についてお話を伺いました。自動車運転は自己認識が大切で評価方法についても話を伺い、今後当院での運転評価に取り入れていきたいと思います。

今回の意見交換会で、医療分野と地域との連携も課題であると感じました。多くの患者さまに安全な運転支援が行えるよう連携方法等模索しながら関わっていきたいと思います。

上伊那生協病院 運転支援チーム 作業療法士 中野 龍美

 

企業とのコラボ学習会 地域移動支援 セニアカーver

寒さ深まる今日この頃、兼ねてより計画していた企業とのコラボした学習会企画がようやく実現できました。

※一度、感染状況を踏まえての延期があったので…

 

その名も「運転と地域指導支援 セニアカー学習会」です。

 

脳血管障害罹患後の運転評価に携わる施設数の増加(OT協会より)や、世間的も高齢者運転、返納後の移動支援への関心が年々、高まっているかと思います。ですが、医療機関として運転支援に関わることができるのは、診断書発行前の運転評価の機会に関わることが主であり、退院後に移動支援に関わることは実際的には難しいことが現状です。

今回、退院支援するにあたって、屋内歩行はなんとか自立したけれど、さすがに屋外歩行は一人では難しい。でも、1人暮らしなのでコンビニやスーパーに買い物に行きたい。そうだ、(父親が使っていた)セニアカーを使いたい。という要望に沿って、退院時に一緒にセニアカーの試乗評価を行いました。このケースの経験を通して、福祉業者とメーカーさんとの連携を図る機会があり、ぜひ、この経験を他のリハスタッフとも共有したいという思いで、相談したところ、今回の学習会につながったことがきっかけでした。

  

地域の移動支援といっても、手段や方法は様々だと思いますが、今回はセニアカー、電動車椅子中心に、どういった方が対象になるのかを症例として提示していただり、実際に見て触れての試乗体験の機会を設けさせていただきました。最新機器の紹介もあり、アパートの一室で小回りが効き、車いすの概念を覆すデザインの「WHILL」や、電動と手動を切り替えられる車椅子、驚いたことにパワーアシスト機能で介助者が押す力がほとんどいらず、坂道を片手でスイスイと昇降できる車椅子「JWアクティブ」などの紹介があり、ここ数年、福祉機器の進化を感じる機会でした。

また、セニアカーについても、実際の提案にあたって、介護保険でレンタルにあたっての保証内容(保険やメンテナンス)など、企業の方と直接的にレクチャーを受ける機会となり、今後の退院支援などで移動手段として具体的な提案につながればよいなと思う次第でした。

     

病院では目の前のケースにとって何ができるか、とことん突き詰められますが、病院から地域というフィールドに視点を向けたときに、「環境」という視点を踏まえて何が提案できるかということが考えさせられました。そういったときに、まず知識として持ち合わせているか、症例として経験をしているかで、退院後の生活の選択肢を大きく変えられるという感想をもつことができ、非常に有意義な経験となりました。

 

今回、協力いただいたサクラケアのスタッフの皆様、福祉機器メーカーのセリオ様には感謝の言葉しかありません。ありがとうございました。

全国介護老人保健施設大会 宮城へ参加しました

11/21・22に宮城県で行われた全国介護老人保健施設大会へ参加し,「当施設における歩行自立基準作成に向けての取り組み」という題で口述発表をさせて頂きました.緊張感のある中での発表でしたが,はびろの里へ移動してから約2年間療養棟リハスタッフと共に取り組んできた内容でしたので自信を持って発表させて頂きました.口述発表という経験だけでなく,題名の付け方や見せ方等様々な事を学ぶ機会となりました.

また,人員不足というはびろの里の課題に対して,同じ様な課題をもつ施設の発表や業務改善にどう取り組んでいるのか直接お話しも聞かせて貰う事が出来ました.伝達講習を行う等皆さんと一緒に課題解決に向けて取り組んでいければと思います.

この度この様な経験をさせて頂き本当にありがとうございました.

老人保健施設 はびろの里 理学療法士 酒井崇行

 

脳卒中に対する臨床上肢機能アプローチ

日本作業療法士協会会長 山本伸一先生編著の

「PT・OTのための脳卒中に対する臨床上肢機能アプローチ」~弛緩から痙性・失調・肩の痛み、高次脳機能障害等に対するMovement-Therapy~

が三輪書店さんから発売されました。

第2章 支援技術 1    症状別への実践 5失調症 「②体幹を中心としたActivity・生活への展開アプローチ」の項目を 当院作業療法士橋場美樹が執筆しています。

臨床で悩みがちな疾患別症状に対して事例を通して介入の視点が掲載されているため、臨床家にとってわかりやい1冊です。

 

地域の健康づくりの様子をお伝えします♪

地域の健康づくりにも当法人のリハビリスタッフが多く活躍しております!

ここ最近は、班会や地域の健康づくり活動が大変活発になり、「より専門的な話を聞きたい!」と、職員の要請も多くありがたい限りです。

一部の活動を紹介していきます!!

① 辰野町秋まつりボランティアセンター 小田切みのりさん(病院・作業療法士)

20名ほどのご参加があり、認知症予防・健康づくりの体操を実施しました!

② 箕輪町松島 百縁カフェ 浅川佳澄さん(病院デイケア・作業療法士)

毎月行っている松島百縁カフェですが、今回も認知症予防に関する体操を実施しました!

③ 第4回上伊那健康づくりセミナー

約半年に1回実施しているこちらのセミナーですが、今回は元生協病院職員で、現在きみづか整形外科所属の渋谷佳樹さん(理学療法士)を招き、ご講演いただきました!

④ 生協病院健康まつり

約4年ぶり開催の健康まつりですが、医療講演に元生協病院職員で、膝のエキスパート、加納拓馬氏(元生協病院職員・理学療法士)をお招きして開催しました!

⑤ 上伊那退職教職員の会 中村一希さん・倉田学さん(病院・理学療法士)

「冬に向けて必要な体作り」をテーマに、当院の理学療法士を派遣して実施しました!ただ講演を聴くだけでなく、クイズ形式にして体験してもらうよう工夫されました!

⑥ 伊那市中学生キャリアフェス2023 有賀康大さん(組合員センター・作業療法士)

伊那市の全中学2年生を対象とした、「伊那市中学生キャリアフェス2023」に、上伊那医療生協としてブースを出展しました!看護や介護、リハビリなど当法人の強みを生かしたブースに大勢の皆さんが寄ってくれました!

 

 

ユニットケーススタディー

今日はユニットケーススタディーでした。

回復期リハビリテーション課では回復期リハ病棟を4つのユニットに分けてチームで担当しており、今日はA西ユニットの患者さんのケーススタディ-でした。

上肢の痙縮が強い患者さんでしたが大槻利夫先生(ボバース上級講習会インストラクター・神経系専門理学療法士)の指導のもと1時間の介入で上肢の痙縮が緩み、指の動きがわずかに出現し患者さんも変化に驚かれていました。ユニットスタッフみんなで学び、みんなが技術習得することで今後さらに改善が期待できます。

ケーススタディーのあとは実技練習をみんなで実施しました。最近中途入職された既卒のOTさんも患者さんの大きな変化に大変驚かれて熱心に実技練習をされていました。

患者さんとの合意目標が達成できるように、私たちも日々、ブラッシュアップしていきたいと思います。

上伊那生協病院 回復期リハビリテーション課 橋場美樹

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