5月13日・14日に仙台で行われた日本臨床作業療法学会 第4回学術大会にて当院から2名がポスター発表を行ってきました。

この学会は作業(その人にとって重要な日常的な生活活動や仕事、余暇)を通して健康を促進する作業療法の発展を図ることや、臨床につながる作業療法研究を振興することを目的としている学会です。

今回、「自己効力感の向上と在宅での役割獲得により在宅復帰を決意された事例」という題で、自宅復帰を諦めてしまった方に対して、本人・家族への想いを大切にしながら関わりながら、自信を持たれて自宅復帰へとつながった方の発表をさせていただきました。

発表に向けまとめることで自身の介入の振り返りが整理でき、ポスター発表ならではの現場での話など含めいろいろな質問をいただきとても勉強になりました。

今後も患者様の人生に寄り添いながら、作業に焦点を当てながら日々精進していければと思いました。

上伊那生協病院 山岸和正