10月10日、毎年実施されている「学術運動交流集会(病院リハ部門)」(以下、学運交)が開催されました。

今年は、新型コロナウイルスの関係で、法人リハ全体では実施せず、各事業所別で日程を決めて実施する方針となり、病院リハ部門でも感染対策を講じた上で開催させていただきました。

各スタッフが日頃の臨床活動(症例発表、事例検討、チームで行っている活動報告など)を発表する場として、内容は多岐にわたります。この日のために、臨床業務以外の時間に準備し、1~3年目のスタッフは指導者と何度も打ち合わせを重ね、内容を試行錯誤してきました。

グループは各職種が混合となっており、発表によっては鋭い角度からの質問が飛び交い、予定していた終了予定時間を1時間あまり超過するグループがあるなど、白熱したディスカッションが今年も健在でした。

今年は、全国的に研修が中止、オンライン上での開催となり、セラピストとしてモチベーションをどう保つのか、模索する日々が続きます。そんな中、学運交は若手・ベテラン関係なくセッションを行うことで、自身の日々の臨床を振り返えることができる貴重な恒例行事となっています。また、明日から目の前の患者様に、よりよいリハビリテーションが提供できるように鋭意努力していく所存です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

法人リハ交流委員 OT 小林和宏