作者別: rehabili (7ページ / 11ページ)

2020年度新規職員(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)第1回採用試験のご案内

当法人では、下記要領で第1回2020年度新規職員(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)採用試験を行ないます。見学は随時受け付けておりますのでご希望される方がおりましたらご連絡ください。
尚、就職試験を受ける場合は、電話連絡の上、当院ホームページ(http://seikyohospital.kamiina-mcoop.com)より履歴書をダウンロードいただき、履歴書と成績証明書の送付を事前にお願いします。

・採用試験日時: 2019年10月19日(土)9時00分~12時
・採用試験会場: 上伊那生協病院
※ 8時40分までに病院1階受付前にお集まりください
・採用試験内容: 筆記試験(一般問題・専門問題)、面接試験
・採用人数:理学療法士/作業療法士ともに若干名
・勤務予定地:上伊那生協病院、老健はびろの里、ケアセンターいな、ケアセン ターいいじま、他
・採用試験受験方法:まずは電話にて連絡をお願いします。
※履歴書・成績証明書の提出をできるだけ事前にお願いします。

お問い合わせ・連絡先:上伊那郡箕輪町中箕輪11324
上伊那医療生活協同組合 リハビリ技師部会 人事担当
上伊那生協病院 理学療法士 宮沢規章

「運転適性検査・指導者養成講習」に参加してきました!

7/18、19に長野市の北信運転免許センターで行われた、警視庁式運転適性検査K-2の検査者資格取得・指導者養成を目的とする『運転適性検査・指導者養成講習』に当院から作業療法士4名が参加してきました。

警視庁式運転適性検査K-2とは、心理的特徴を検出する検査で、自動車運転における事故傾向と関係性の深い要素である、①動作の正確さ、②動作の速さ、③精神的活動性、④衝動抑止性、⑤情緒安定性について、資格を有する検査者が簡易な検査用紙を用いて検査し、その判定内容に基づき、個々の被検査者の適性または欠陥を補完する運転を具体的に指導・助言することによって、事故防止を図る事を目的とするものです。

2日間に渡ったプログラムでは、実際にK-2検査を実施しながら自動車運転における性格傾向や検査の実施方法、結果の解釈や指導方法等を学びました。また、その他ドライブシミュレーターや反応検査等、多くの実技を交え自らの適性も知りながら学ぶことができ、とても充実した研修会となりました。

患者様の自動車運転再開支援を行う中で、身体機能や高次脳機能障害だけでなく、その方の性格や人柄から「なんとなくこの方の運転は心配だな」と感じていても、それをご本人やご家族に説明しにくいところがありました。K-2を導入し、性格傾向や運転適性が数値として目に見えるようになることで、ご本人やご家族と課題や注意点を共有しやすく、より安全な自動車運転再開に繋がるのではないかと考えています。

今回学んできたことを活かし、患者様がより安全に自動車運転再開できるよう、今後の支援に努めていきたいと思います。

上伊那生協病院 作業療法士   渡邊滋美

拘縮・褥瘡・嚥下に影響するベッド上の姿勢ケア ポジショニング/ギャッチアップのあり方 伝達講習会

 先日7/1に「拘縮・褥瘡・嚥下に影響するベッド上の姿勢ケア ポジショニング/ギャッチアップのあり方」に関して、大渕哲也PT主催の勉強会に参加した当院百瀬PTによる伝達講習会を開催しました。私たちが関わる患者様の中にはベッド上で過ごす時間が多い方もいらっしゃる中で、リハビリテーションの時間以外も24時間、365日の生活場面における身体管理は重要と考えます。いわゆる不良姿勢、良くない姿勢が呼吸や筋緊張、精神的状態、排泄面にどう影響を与えるのか、ベッド上でのポジショニングはどうすれば良いのか、講義・実技を経て活発にディスカッションが行なえました。

ディスカッションでは「食事姿勢でも自ら食べる姿勢と食べさせてもらう姿勢は違うのではないか」、「最近の福祉用具として自動で対向(姿勢を変える)できるエアマットがあるがどうか」、「普通のマットとエアマットの違いに対しどうポジショニング検討すれば良いか」など、今回の内容から発展して多くの疑問が挙げられ、それに対し議論することも出来ました。

私たちは患者様の「やりたいことが出来る」、「良くなる」、「痛い・苦しいことが少しでも楽になれる」ことを達成できるために日々勉強し、リハビリテーションの質の向上を図っています。しかしリハビリテーション以外の時間でも私たちが関われることが多くあるという事をこの伝達講習会を通して学ぶことが出来ました。

当院では学習係を中心に1年間を通してリハビリテーション部門のスタッフ全員が伝達講習会を開催できるように進めております。今後も学習会・伝達講習会を継続して開催し上伊那生協病院のリハビリテーション、延いてはリハビリテーション病棟の質の向上に努めて参りたいと思います。

上伊那生協病院 理学療法士 伊藤俊一

ボツリヌス治療と新しい治療機器の導入

2018年6月に本格的に開始された当院のボツリヌス治療は、この夏で開始して1年が経過しました。

ボツリヌス治療とは、脳卒中(脳梗塞や脳出血など)の麻痺による後遺症として、手や腕、足が固くこわばってしまう症状=『痙縮』を、ボトックスという注射と集中的なリハビリにより、こわばりを軽くするものです。

この麻痺のひとつである「痙縮」は、

・歩いている時に装具を付けないと踵が地面につきにくい、

・歩いていると麻痺した腕が上がってきてしまう、

・指が曲がったままで、手が洗いにくく、爪が食い込んでしまう

・着替えで腕や指が伸びずに着替えにくい(着替えさせにくい)

などなど、生活で様々なお困りごとの原因になる可能性があります。

このボツリヌス治療は、脳卒中により麻痺の後遺症(痙縮)が見られる方であれば、発症からどれほどの期間が経っていても適応となる可能性があるため、上記のような症状の改善の一助になりえる治療法です。

今後も出口医師を筆頭にプロジェクトメンバー全員で、患者様・ご家族様のご希望に沿える治療・リハビリテーションを提供できるように努力して参ります。

 

また、今年(2019年)の6月から上伊那生協病院リハビリテーション課に新しい治療機器「歩行神経筋電気刺激装置『ウォークエイド』」が導入されました。

このウォークエイドは、脳梗塞や脳出血、脊髄損傷などの中枢神経障害の後遺症とされる下垂足・尖足(足首が下を向いてしまい上に上がらない状態)を、電気刺激により歩く際に足首を上げて(背屈させ)歩き方の改善を図るものです。

またその他の効果として、筋の廃用性萎縮の防止、局所血流量の増加、筋再教育、関節可動域の維持・改善などの効果が期待でき、「脳卒中治療ガイドライン2015」においても推奨グレードBとされています。

自分で使ってみた感想としては、電気刺激なので最初は恐る恐るでしたが、身体に害のない範囲の電気しか流れないため、慣れてしまうと気持ちよさを感じられるようになり、刺激の後は足が軽く感じられました。

今後も患者様の状態に合わせて、より良い変化をもたらす一つのツールとして役立てていこうと思います。

上伊那生協病院 リハビリテーション課 理学療法士 内堀純一

SDH 健康の社会的決定要因 学習会

今日は SDH 健康の社会的決定要因 について学習会を行い、法人のリハ技師約60名が集まりました。

世界保健機関欧州地域事務局は、健康の社会的決定要因(Social determinants of health)に関する意識の向上を目的として1998年よりソリッド・ファクツ(しっかりした根拠のある事実)を公表しています。ソリッド・ファクツでは、社会的決定要因として、10項目(社会格差・ストレス・幼少期・社会的排除・労働・失業・社会的支援・薬物依存・食品・交通)を説明しています。

リハ技師は他の医療専門職と比較し、実生活へのアプローチが多く、社会的側面を評価し関わってきた歴史と必要性があること、また「貧困や生活環境が疾病や健康に作用する」-民医連が創立以来抱いてきた問題意識でもあり、今回法人リハ技師部会の主催でこの学習会を企画しました。

講師は 上伊那医療生活協同組合 生活リハビリサポートいな(就労支援B、自立(機能)訓練多機能事業所)作業療法士 中村賢二氏です。

ストレスは要求の高さと自己裁量の低さとの組み合わせであり、自己裁量の範囲が健康にとって重要であること。相対的貧困は所属する社会の平均収入の60%以下の水準で生活している人を指し、相対的貧困や失業は世間並の住環境、教育、交通等といった生きていくことに不可欠な要素との接点を阻むこと。社会的に支えられていると感じることが生きていく上での精神的、現実的な励みとなることなど、SDH10項目を様々なデータや資料を用いて説明していただきました。実際にSDH10項目の視点で分析を行うワークショップも実施し、活発な意見交換ができ、大変勉強になりました。

昨今、健康や疾病について自己責任等と言われることもありますが、疾病は生活習慣の要因ばかりではなく、また生活習慣が要因であっても、それを構築する社会的・経済的な背景が大きいことを私たちは忘れてはいけません。

広い視野を持って、誰もが 社会的に支えられている と感じてもらえる支援ができるように、そういった社会となっていくようにと願っています。

上伊那生協病院 橋場美樹

2019年度長野県民医連リハビリ技術者部会新人研修会

4月10日、諏訪共立病院にて2019年度長野県民医連リハビリ技術者新人研修会が開催されました。

例年、この4月に長野県民医連各病院、事業所に入職されたリハビリ業務に携わる新入職員を対象とした研修会となります。当法人からも複数の新入職員が参加しました。また当院からは講師、アシスタントとしてPT宮沢、PT酒井も参加させていただきました。

一日講義、実技通してセラピストマインド、コミュニケーションスキル、ハンドリングスキル等を新入職員同士で経験していく貴重な時間となっております。

PT宮沢からは講義、実技として対象者に対してどう触れて、動かしていくのか、日常での臨床を通して、背景理論等をお伝えさせていただきました。実技では実際に触れて、動かしていく中で何を感じ、やり取りをしていくかといった「相互作用」を経験していただきました。

つまり、介入し相手を誘導していく、その先に動いていってもらうためには一方向ではなく双方向のやり取りが必要と考えています。コミュニケーションでも同様に相手とのやり取りは重要ですよね。

対象者の姿勢、動作へ介入していくためには全身をどう捉えてコントロールしていくか(とても難しいことですが…)、そのためにはセラピスト自身の姿勢をどうコントロールして相手に伝えていくのかといったことも経験していただけたと感じています。

同じ患者様、利用者様、対象者の方はいらっしゃらないからこそ、個別性に配慮したオーダーメードの介入を考え、提供していけるセラピストとしてともに頑張っていきましょう。

 

上伊那生協病院 理学療法士 宮沢規章

 

 

2018年度 法人リハビリ部門新人研修報告会

3/23(土) 法人リハビリ部門の新人研修報告会を開催しました。

この研修報告会は理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の免許取得後1~3年目までのスタッフが普段の実践報告(症例報告)を職能別で発表する機会となっております。この日に至るまでに1~3年目の各スタッフは指導者の方と一緒に抄録やパワーポイント作りをしてきました。大変、お疲れ様でした。

当日は多くのリハスタッフが参加して、意見交換などを行いました。特に介護保険分野のスタッフからのアドバイスは医療保険分野に所属が多い若手スタッフには貴重な意見をもらえる素晴らしい機会と感じています。

当法人は障がい・福祉・保健と幅広い分野でリハスタッフが活躍しており、多角的な視点でアドバイスをしてもらえるのは大変貴重です。これからも互いに切磋琢磨して高め合える連携をしていきましょう。

上伊那生協病院 作業療法士 小原貴之

「回復期リハビリテーション病棟協会 研究大会」に参加して来ました!

2019年2月21・22日に行われた「回復期リハビリテーション病棟協会 第33回 研究大会in舞浜・千葉」に参加して来ました。今回の開催場所は、なんと夢の国!ディズニーホテルのミラコスタやアンバサダーホテル等でした!

当院からは猪原Drをはじめ、リハビリスタッフ3名、病棟スタッフ2名が参加し、そのうち4名がポスター発表をして来ました。リハビリスタッフからは2演題です。

 

 

今回の学会は3800名の参加があったそうであり、各職種において様々な視点からのディスカッションが行われており、今回のテーマにちなんだ、「科学と情熱」を感じる取る事ができました。また、口述・ポスター発表も多かったのですが、その他、著名な先生方の基調講演も多く、臨床に活きるような講演が盛りだくさんでした。

 

特に印象に残っているのは、京極真先生の「信念対立をどう克服するか」や森岡周先生の「脳科学の進歩に基づく回復期脳卒中リハビリテーションのあり方」でした。

 

自分自身のスキルアップはもちろんですが、他職種と共同する事で、さらに患者様の最大限の回復をサポートできるような取り組みを、チーム医療の一員として貢献していきたいと思いました。

 

また発表の中では、やはりFIMアウトカムに関する報告が多数あり、よりリハビリの質を求められる重要性を肌で感じる事もできました。

 

今回の研究大会で沢山の刺激を頂きました!

明日からの臨床に活きるよう、これからも日々精進していきたいと思っております。また発表の機会を与えて頂いた職場にも感謝です。

上伊那生協病院 作業療法士 小林知美

ボバース関東甲信越神ブロック成人部門合同症例発表会

2019年2月16日(土)にボバース関東甲信越神ブロック成人部門合同症例発表会にて当院理学療法士・宮沢が症例報告をさせていただきました。

今回の研修会には発表に先立って特別講演として杏林大学 医学部 統合生理学講師である中島剛先生にお越しいただき「歩行時の体性感覚の影響」をテーマにご講演いただきました。

私達が普段の臨床にて行う歩行練習の中で関連した感覚情報が各種脊髄反射の興奮にどう影響しているかなど、日常的に行う歩行練習を最新の知見を交えてご報告いただけました。

ただひたすら歩くことが本当に良いのでしょうか?

もちろん歩行動作を経験していくことは必要と考えますが、歩くことはヒトにとって高度に調整されている側面があるからこそ、リハビリを提供させていただく私達セラピストが学ばない理由はないと改めて考える時間にもなりました。

そして、今回症例発表させていただき、準備をすすめていく過程に加えて、中島先生はじめ、その他先生方からのご指導もいただけましたことで、自身の臨床を振り返ることができました。今回の発表が終わりではなく、これを受けて日々リハビリテーションに反映していくことが一番の課題でもあり、大変貴重な経験をさせていただくことができました。

    

この場を借りて今回発表にご協力いただきました患者様に改めて感謝申し上げます。

当院は来年度も学術的な活動として発表をさせていただくことでも、日々の臨床に還元できることを目指し取り組んでいきたいと思います。

理学療法課 宮沢規章

 

 

 

ユニホームが新しくなりました

2月1日より ユニホームが新しくなりました!

この4色の中で自分の好きな色を何色か選び日替わりで着ています.

職種で色が違うんですか?と聞かれることがありますが,職種は関係なく,法人内(生協病院リハビリ課・デイケア課・訪問リハ・デイサービスあおば・デイサービスやまなみ・リハビリサポート・はびろの里)のPT,OT,STはみんなこのユニホームを着ています♪

インフルエンザの流行で上伊那4病院が現在面会制限中,院内マスク着用となっておりご迷惑をおかけしております.

新しいユニホームを着て心機一転がんばっていきたいと思います!

 

上伊那生協病院 橋場美樹

 

 

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